- エーモン工業 ホーム
- > クルマDIY情報
- > クルマいじりのネタ帖
- > 配線(工具・部材)を知ろう
配線(工具・部材)を知ろう
電装いじりの基本として、電気の知識や工具の使い方、配線接続の方法があります。
今回は「今から電装いじりをはじめたい」とお思いのかたにオススメの商品を例に、配線接続の入門編としてご紹介させていただきます。
まず、入門者のかたには「アイテムNo.E3 ターミナルセット」をオススメします。
このセットでは電装作業に必要な工具(電工ペンチ)をはじめ、電気のプラス・マイナスをチェックできる検電テスター、配線作業に必要な
接続端子類、電源取り出しに便利な配線コネクター等の電装いじりには欠かせないアイテムがセットになっています。
電工ペンチ
端子と配線コードの圧着ができます。その他、配線コードを切断したり、被覆をむいたりすることもできます。専用の工具を使用すると、端子と配線が抜けにくくなり、より安全に作業が可能になります。
電装いじりのファーストステップは電工ペンチを自由に扱えるようになることです。
検電テスター
ギボシ端子と平型端子
配線コードを接続する端子。接続しやすく、メンテナンス時の脱着が容易にできます。ギボシ・平型の2種類がありますが、一般的にはギボシ端子が使用されています。
ただし、一部のスイッチや電装品では平型端子を使用する場合がありますので状況に応じて使い分けてください。
「ギボシ端子メスダブル」
配線を2本に分岐する際に便利です。
丸型端子
ボルトでしっかりと固定し、脱落を防止する形状。特にプラス電源側での使用をメインとしてバッテリーターミナル部などへの接続が一般的です。
クワ型端子
丸型端子とは異なり、ボルトをある程度緩めれば、簡単に接続できます。接続作業が簡単な端子です。主にアース用(マイナス)配線として使用します。
配線結束
配線接続が終了すれば、配線のばらつきや危険箇所への干渉を防止するために結束作業を行います。
配線バンド(写真左)は多くの配線を簡単にまとめることができます。
配線止め金具(写真右)は両面テープにより、内装部分などに固定することが可能です。
ビニルテープ
配線の被覆破れや端子の露出部があると、車体金属部に接触するとショートすると危険性があります。配線作業時に被覆を傷つけてしまったり、配線・端子に余りが出た場合は必ずビニルテープで絶縁処理を行いましょう。