エーモン/

音楽計画シリーズ 製品ラインナップ

ITEM No.2398 ナチュラルサウンドキットの取り付け方
  • パワフルサウンドキットの取り付け方
  • ナチュラルサウンドキットの取り付け方
  • 低音しっかりキットの取り付け方
  • ボーカルはっきりキットの取り付け方

ボーカルが際立ち、自然な音の響きで音楽が楽しめるキットです。
内張りの振動や細かなノイズを吸収し、音楽がハッキリ聴こえます。
キットは左右ドア2枚分で、効果を確認できるテストCDも付属しております。
POPSやR&B、JAZZなどの音楽を聴く方にオススメです。

ドアの内張りを外す

デッドニングをするにあたって必要なのがドアの内張りを外す作業。
一見難しそうな作業だが、一度コツさえつかめば非常にカンタンな作業になる。
クルマの内張りは、車種によって異なるが、内張りピンやネジでとまっているだけなのだ。
LEDのDIYでも非常に幅が広がるので、どこでネジがとまっていて、どんな構造になっているかしっかり調べ
自分のクルマの内張りの外し方をマスターしておこう。

固定ネジを探し外す

今回施工したのはTOYOTAのNOAH。
こちらのクルマは、ドアノブとドアポケット部分にネジで固定されていた。
まずはドアポケット部分のネジをドライバーを使い外していく。
外したネジは無くさないよう受け皿などを使い、ドアの内張りを戻すまで保管しておこう。

見えないネジはこんなトコロに

ドアノブ付近はネジで固定されている場合が多い。
写真のようにカバーが被っていると見えないので、内張りはがし等を使用しカバーを外そう。
カバーが外れたら、固定されているネジが出てくるので先程と同様、ドライバーを使用しネジを外していこう。

※車種により外し方は異なります。内張りの固定部分をしっかり調べてから作業を行なって下さい。

ドアやウィンドウを保護する

固定ネジが外れたらいよいよ内張りを外していく。
その作業の前にドアや窓をテープなどを使用し、保護しておこう。
内張り側は樹脂でできているので、外す際に擦れて傷がいってしまうのを防ぐ為に必要な作業だ。

保護する部分

上記で記述した保護する箇所は写真の通り。
ここまでしっかり貼り、保護しておくと傷を入れてしまう心配はない。

ドアの内張りを外す

固定ネジを外したら次は固定ピンを外していく。
固定ピンは差し込まれ固定されているだけなので、内張りはがし等を使用し外していく。
初めて外す方は、内張りピンが外れる『バンッ!』という音にビックリするかもしれない。

ドアの内張りを外す②

固定の内張りピンが外れたら、内張りを持ち上げる様に外していく。
スムーズに外れない場合、まだどこかで固定されている部分がある可能性が高いので、確認しておこう。
このままだと、まだドアノブのワイヤーやパワーウィンドウなのどハーネスが繋がっている状態なので無理して引っ張らないように注意しよう。

ワイヤー類を外す

ドアノブのワイヤーが繋がっているので外していく。
どこにどのワイヤーが繋がっているのかしっかり覚えておこう。
自身が無い場合はメモなどをとっておこう。

※車種によって異なります。

コネクター類を外す

次にコネクターを外していく。
パワーウィンドウや集合スイッチなど、車種によって異なるが、こちらもどこに何のコネクターが繋がっているのか確認しながら外していこう。

内張りの取り外し完了

ドア内張りが外れたら、いよいよ施工に移る。
ナチュラルサウンドキットは、ドアのビニールシートを外しサービルホールに貼っていくので、次にサービスホールの型取りを行おう。

サービスホールの型取り

インナーパネル用制振・吸音材を施工する為、サービスホールの型取りを行う。
マジック等を使用し、ビニールシートに直接書き込んでいこう。
サービスホールより3cm程大きめに書いておくのがベスト。

全てのサービスホールも同様に

全てのサービスホールも同様に書き込んでいく。

ビニールシートを取り外す前に

ビニールシートを外す前に、写真のように固定されているネジ類を外す。
こちらを外しておかないとビニールシートが綺麗に外れなかったり、型取りしたシート部分が破れてしまったりするので必ず外しておこう。
ビニールシートを外したら、戻す事も忘れない様に。

ビニールシートを取り外す

純正で施工されているビニールシートを外す。
こちらはブチルで固定されているので、ビニールシートを引っ張っていくと簡単に外れる。
ブチルは手や衣類に付くと、黒くなってしまうので、ビニールシートを外す際は手袋などを装着し作業を行おう。

残ったブチルをとる

付属のブチルヘラを使い、ブチルをおおまかに取る。

ブチルの処理方法①

ブチルが大まかに取れたら、ブチルクリーナーを吹き付け、ウエスなどを使い、残ったブチルを取り除く。
時間をかけても綺麗にしたい方にはこちらの方法がオススメ。

ブチルの処理方法②

もう一つの方法が、残ったブチルの上にブチル処理テープを貼る方法。
こちらは音質への影響はなく、短時間でブチル処理が行える。

ビニールシートをカットする

型取りの為書き込んだ線に沿って、ビニールシートをカットしていく。
ビニールシートは名の通り、ビニール製で薄いものなので、ハサミでカットできる。

制振・吸音材の型取り①

インナーパネル用制振・吸音材に先程カットした型をあてる。

制振・吸音材の型取り②

カットしたラインでインナーパネル用制振・吸音材に、マジックを使用し型を書き込んでいく。

制振・吸音材をカットする

ビニールシートをカットした時と同様、ハサミを使用し、型に合わせてインナーパネル用制振・吸音材をカットする。

インナーパネル用制振・吸音材の型どり完了

これでインナーパネルのサービスホールを埋める制振・吸音材の型取りは完了だ。

※カットした制振・吸音材を反転させて、反対側のドアの分も先にカットしておくと作業がスムーズになります。

アウターパネル用制振・吸音材の施工

インナーパネル用制振・吸音材を施工する前に、アウターパネル用制振・吸音材をアウターパネルに貼りつける。
アウターパネル用制振・吸音材は20枚入りなので片ドアに10枚使用する。

アウターパネルに貼り付ける

アウターパネル用制振・吸音材のリケイ紙をはがし、写真上部のサイドインパクトビーム(ドアインパクトビーム)を避け、手で押しつけて貼りつける。

インナーパネルに貼り付ける

アウターパネル用制振・吸音材を貼り付けたら、インナーパネル用制振・吸音材も同様、リケイ紙をはがしサービスホールを埋めるように貼りつける。
サービスホール周辺の段差部分まで圧着させよう。

制振・吸音材の施工完了

全てのサービスホールにインナーパネル用制振・吸音材を貼り付ける。これで制振・吸音材の施工は完了だ。

ポイント制振材を貼り付ける

付属のテストCDのトラック4~6を再生し、インナーパネル全体に手を触れ、振動の大きな場所と小さな場所を確認する。
確認できたら、振動の大きな場所に付属のポイント制振材を貼りつけよう。

※左右ドアの貼り付け位置は対象にならなくてもOK。

付属のヘラで圧着する

ポイント制振材貼り付けの際は、付属のヘラを使用し、しっかり圧着しよう。

施工完了

これでナチュラルサウンドキットの施工は完了。
反対のドアも同様に作業を行おう。

作業完了

コネクター・ワイヤーなどを正しく取り付け、内張りを固定していたネジやピンを戻し、パワーウィンドウやドアノブが動くか確認できれば作業完了。

※施工前と施工後の音の違いは、商品詳細ページの聴き比べで確認できます。