もっと音楽を楽しもう!|音楽計画 パワフルサウンドキットの取り付け方|エーモン工業オフィシャルWEBサイト
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劇的に臨場感が増し、迫力のある音楽が楽しめるキットです。
ドアの防音性能が向上し、音漏れを気にせず楽しめます。
キットは左右ドア2枚分で、効果を確認できるテストCDも付属しております。
ROCKやPOPS、HIP-HOPなどの音楽を聴く方にオススメです。
ドアの内張りを外す
デッドニングをするにあたって必要なのがドアの内張りを外す作業。
一見難しそうな作業だが、一度コツさえつかめば非常にカンタンな作業になる。
クルマの内張りは、車種によって異なるが、内張りピンやネジでとまっているだけなのだ。
LEDのDIYでも非常に幅が広がるので、どこでネジがとまっていて、どんな構造になっているかしっかり調べ
自分のクルマの内張りの外し方をマスターしておこう。
固定ネジを探し外す
今回施工したのはTOYOTAのPRIUS。
こちらのクルマは、ドアノブとドアポケット部分にネジで固定されていた。
まずはドアポケット部分のネジをドライバーを使い外していく。
外したネジは無くさないよう受け皿などを使い、ドアの内張りを戻すまで保管しておこう。
見えないネジはこんなトコロに
ドアノブ付近はネジで固定されている場合が多い。
カバーが被っていると見えないので、内張りはがし等を使用しカバーを外そう。
カバーが外れたら、写真のように固定されているネジが出てくるので先程と同様、ドライバーを使用しネジを外していこう。
※車種により外し方は異なります。内張りの固定部分をしっかり調べてから作業を行なって下さい。
ドアやウィンドウを保護する
固定ネジが外れたらいよいよ内張りを外していく。
その作業の前にドアや窓をテープなどを使用し、保護しておこう。
内張り側は樹脂でできているので、外す際に擦れて傷がいってしまうのを防ぐ為に必要な作業だ。
保護する部分
上記で記述した保護する箇所は写真の通り。
ここまでしっかり貼り、保護しておくと傷を入れてしまう心配はない。
ドアの内張りを外す
固定ネジを外したら次は固定ピンを外していく。
固定ピンは差し込まれ固定されているだけなので、内張りはがし等を使用し外していく。
初めて外す方は、内張りピンが外れる『バンッ!』という音にビックリするかもしれない。
ドアの内張りを外す②
固定の内張りピンが外れたら、内張りを持ち上げる様に外していく。
スムーズに外れない場合、まだどこかで固定されている部分がある可能性が高いので、確認しておこう。
このままだと、まだドアノブのワイヤーやパワーウィンドウなのどハーネスが繋がっている状態なので無理して引っ張らないように注意しよう。
ワイヤー類を外す
ドアノブのワイヤーが繋がっているので外していく。
どこにどのワイヤーが繋がっているのかしっかり覚えておこう。
自身が無い場合はメモなどをとっておこう。
※車種によって異なります。
コネクター類を外す
次にコネクターを外していく。
パワーウィンドウや集合スイッチなど、車種によって異なるが、こちらもどこに何のコネクターが繋がっているのか確認しながら外していこう。
内張りの取り外し完了
ドア内張りが外れたら、いよいよ施工に移る。
パワフルサウンドキットは、ドアのアウターパネル・インナーパネルに施工していくので、次にビニールシートとスピーカーの取り外しを行おう。
スピーカーを外す
スピーカーを固定しているネジをドライバーなどを使用し緩め、スピーカーのコネクターを抜きスピーカーを取り外す。
スピーカーがリベットで固定されている場合、電動ドリルやニッパを使って外す。
※リベット固定タイプのスピーカーの外し方は
ボーカルはっきりキットの取り付け方で説明しています。
ビニールシートを外す
純正で施工されているビニールシートを外す。
こちらはブチルで固定されているので、ビニールシートを引っ張っていくと簡単に外れる。
ブチルは手や衣類に付くと、黒くなってしまうので、ビニールシートを外す際は手袋などを装着し作業を行おう。
残ったブチルを取る
付属のブチルヘラを使い、ブチルをおおまかに取る。
残ったブチルの処理方法①
ブチルが大まかに取れたら、ブチルクリーナーを吹き付け、ウエスなどを使い、残ったブチルを取り除く。
時間をかけても綺麗にしたい方にはこちらの方法がオススメ。
残ったブチルの処理方法②
もう一つの方法が、残ったブチルの上にブチル処理テープを貼る方法。
こちらは音質への影響はなく、短時間でブチル処理が行える。
アウターパネルに制振シートを貼る
アウターパネル用制振シートを貼りやすいサイズにカットし、アウターパネル全体にしっかり圧着し貼りつける。
アウターパネル底部は水がたまりやすい部分なので、底部の約5cm上部から貼りつけよう。
※しっかりと圧着しないと制振効果が半減します。貼り付け前に、ノリ面をドライヤーなどで温めると確実な圧着ができます。
制振シートの上から吸音シートを貼る
アウターパネルに施工した制振シートの上に吸音シートを貼りつける。
スピーカー背面と、スピーカーに近い位置(ドア半分より前部分)に施工した制振シートを中心に貼りつける。
保水によるサビ防止の為、必ず制振シートの上に貼りつけよう。
※アウターパネルの吸音シートは、ドア内部で反射した音同士がぶつかりあうのを防ぎ、音のにごりを解消する効果があります。
インナーパネルに制振シートを貼る①
次にインナーパネル側にインナーパネル用制振シートを施工する。
制振シートをインナーパネルにあて、サービスホールの型取りをしてからカットしよう。
※大きいサービスホールからカットして下さい。
※カットした制振シートを反転させて、反対側のドアの分も先にカットしておくと作業がスムーズになります。
インナーパネルに制振シートを貼る②
型取りした制振シートをインナーパネルのサービスホールを埋めるように貼りつける。
サービスホール周辺の段差部分まで圧着させよう。もし制振シートが破れてしまっても、上から重ね貼りすればOK。
スピーカーを固定する
スピーカー端子やコネクターを付け、固定されていたネジでスピーカーを固定する。
※リベット固定タイプのスピーカーの固定方法は
ボーカルはっきりキットの取り付け方で説明しています。
防音テープを貼る
インナーパネルと内張りが干渉する箇所や、ドアレバーや大きなケーブルの出口に、音漏れ防止の為、防音テープを貼りつける。
ポイント制振材を貼る
付属のテストCDのトラック4~6を再生し、インナーパネル全体に手を触れ、振動の大きな場所と小さな場所を確認する。
確認できたら、振動の大きな場所に付属のポイント制振材を貼りつけよう。
※左右ドアの貼り付け位置は対象にならなくてもOK。
※制振シートの上に重ね貼りしてもOK。
施工完了
コネクター・ワイヤーなどを正しく取り付け、内張りを固定していたネジやピンを戻し、パワーウィンドウやドアノブが動くか確認できれば作業完了。
※施工前と施工後の音の違いは、商品詳細ページの聴き比べで確認できます。