端子の取り付けをマスター
電工ペンチってなんだ?
配線コードを切断するときに使う
カッター部分。これについては代わ
りにニッパーなどを使ってもよい
ギボシ端子を圧着するための穴。
サイズが複数あるが、エーモンの
ギボシ端子で使う穴はそれぞれ決
まっている(実践編参照)
前述した圧着接続端子を付けるとき
はこちら側の穴を使う。ギボシ端子
とは使う穴が異なるので注意しよう
ボルトを切断するための穴。
しかしLEDカスタマイズではほと
んど使うことはないのであまり気
にしなくてよい
圧着端子という種類の端子を付ける
ときに使うが、LEDカスタマイズで
はほとんど使う場面がない
配線コードの被覆を剥くワイヤース
トリッパー。外側の被覆を剥き、内
部の芯線を露出させて端子を付ける
電工ペンチでギボシ端子をかしめる
※ワイヤーストリッパーの右側に配線コードの太さが
スケア表記で書いてあるので、配線の太さに近い穴を選ぶ。
※電工ペンチを使うとツメがハート型に折り込まれ、
芯線と被覆にガッチリと食い込むのがわかる。
※端子の形状が違うだけで、付け方は全く同じ。
ギボシ端子はオスとメスを組み合わせること
で接続可能な端子だが、「どちらの線にオスメ
スを付けるべきか」という点については、あ
まり知らない人も多いはず。本筋から言うと
右写真のように「電気が流れてくる側」にメ
ス端子を付けるのが望ましい。なぜならメス
端子は全体がスリーブに覆われているため、
万が一作業中に金属部に触れてもショートの
危険が低い。覚えておいて損はない話だ。
圧着接続端子をかしめる
※0.5スケア線なので、ワイヤーストリッパー
部の一番細い穴を使っている(↑)。
※0.2スケア線(細線)を入れる際、
芯線部をUの字に折り曲げて(↑)
芯線の太さをかせぐとよい。
※向かって左に0.5スケアを入れたのに対して、右には0.2スケア。
こういった「太さの変換」が可能なのが大きなポイント。