LEDの学校|2年生編 2時間目 LEDの電源が取れる場所と取れない場所|エーモン オフィシャルWEBサイト

LEDの電源が取れる場所と取れない場所

他の電源といえばやっぱりバッテリーかな?

1年生で登場のシガーソケット

クルマの電気といえばバッテリー

LEDをバッテリーに直接つなぐのはナゼNG?

エーモンLEDって、バッテリーに直接つなげても光るのよね

クルマのバッテリーの電圧(12V)に合わせて設計されていますので、1時間目で勉強したようにプラスとマイナスをつなげば光ります

ですが実際のLED取り付けでは、バッテリーから直接電源を取ることはほとんどの場合はしません(※例外はあります)

なんで? ちゃんと光るのに???先生のコメントはムジュンしているぞッ!!

バッテリーにつないだままだとLEDが光りっぱなしになってしまうからですよ

電池に直接つないでいるようなものなので、クルマのエンジンを切ってもLEDが光り続けることになります

それは困るわ。光っぱなしって怪しいし、バッテリーが上がってエンジンがかからなくなるかも……

電源取りの失敗例

こうならないように注意しよう!

というわけで、LEDはどこから電源を取ってもいいわけではありません

1年生のフットライトのときにはシガーソケットから電気を取ったけど、理由はそのへんにあるのかしら?

そうですネ! シガーソケットはほとんどの車種の場合、キーのACCオンオフに連動して電気が流れる仕組みになっているので、エンジンを切ればLEDも消えます

これは要するにバッテリーとLEDの間にスイッチが入っているようなものですね

自動で電気が切れる場所から取っておけば、エンジンを切ったときにLEDも消えるってことね!

その通りでござる!

という視点で考えると、シガーソケットの他にLEDの電源はどこにあるのかしら?

LEDの電源はバッテリー以外にも電源を取れる場所がある
デッキやナビの裏

シガーソケットからはACC電源など1種類の電源しか取れないが、デッキやナビの裏にはいろいろな電源が通っており、まさに宝庫である。

ヒューズ

内張りを外したりする必要もなくアクセスできるヒューズボックス。作業難易度が低く、それでいて配線を隠せるので初心者にオススメ。

ランプ類の配線

スモールランプやテールランプといった純正ランプ類の配線(プラス線)もLEDの電源になる。各ランプに連動して光らせたい時に使う。

スイッチパネル裏

最近はスモールオンでスイッチパネルの文字が光る車種が多いが、こういう場合はスイッチパネル裏からスモールライトの点灯・消灯に連動した電源を取り出すことができる。

それぞれの具体的な電源取り出し方法は3年生以降で勉強します