クルマDIY情報 エーモン工業
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店頭で無料配布中の小冊子に連動したコンテンツや、新製品を使ったおすすめのDIY、自分でデキるクルマのメンテナンスまで幅広くご紹介。エーモンおすすめのクルマいじりのネタに挑戦してみよう!
プリウスα (ZVW40)
ハイブリッドカーにスペースもプラスした、TOYOTA プリウスαです。
このコンテンツでは、クルマいじりの基本となる
◆ヒューズボックスからの各種電源の取り出し方
◆ETCの取り付け方
◆ドア内張りパネルの外し方
をプリウスαでご説明していきます。
プリウスαは駆動用電気モーターに使われている大型バッテリーとは別に通常の12Vバッテリーを
積んでいますので電装品は通常の12V用のものが使えます。
ヒューズボックスやデッキ裏から取り出す電源も他の車種同様12Vです。
【カプラーやヒューズを外すときの注意事項】
カプラーやヒューズを外した状態で車両の電源を入れると車両のマルチインフォメーションディスプレーに
『ハイブリッドシステムチェック』が表示され、車両コンピューターにエラーと記録されてしまいます。
エラーを復旧できるのはディーラーのみです。
車両電源を入れる場合はカプラーをつないでからするようにご注意ください。
DIY手順を詳しく見て行こう!
ヒューズボックスからの電源取り出し(イルミ)
プリウスαはヒューズボックスからイルミネーション電源が取り出せます。
ヘッドライト用スイッチをスモール点灯の状態にします。
検電テスターで通電を確認する
常時電源・ACC電源と同様に検電テスターでヒューズの通電を確認します。
ボディアースは常時電源の時と同様にヒューズボックスに近い助手席のドアヒンジ部のボルトを検電テスターのクリップではさみます。
ヒンジステーは通電しませんのでボルトを挟みます。
イルミネーション電源の確認①(通電ヒューズ確認)
スモールを点灯させた時に通電するヒューズを探します。
車両のヒューズボックスの位置は常時電源・ACC電源と同様です。
イルミネーション電源は「TAILの10A」から取り出します。
イルミネーション電源の確認②(ヒューズを外す)
ラジオペンチなどでヒューズを外します。
イルミネーション電源の確認③(電源側の確認)
ヒューズを外した箇所をよく見ると両端に端子があります。
どちらに電気が流れているか検電テスターで確認してください。
ヒューズの電源側は左側となります。
このヒューズをヒューズ電源と差し替えることでイルミネーション電源がとれます。
イルミネーション電源の取り出し方①(ヒューズ電源をセットする)
ヒューズボックスから外した低背ヒューズ10Aをヒューズ電源にセットします。
イルミネーション電源の取り出し方②(ヒューズ電源を差し込む)
「イルミネーション電源の確認②(ヒューズを外す)」で外したヒューズの位置にヒューズ電源の電源側(赤線がつながっている側)が左になるように差し込みます。
ヒューズ電源の赤線にイルミネーション電源に取り付けたい電装品のプラス線を接続します。
マイナス線の接続ポイント
助手席側の足元左側パネルの裏付近にあるボルトに取り出したい電装品のマイナス線(クワ型端子φ8)を接続します。
これで電装品の接続準備が完了です。