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色が変わるよくばりフットライトセットの取り付け方
30分でデキるクルマのプチいじりシリーズ、
色が変わるよくばりフットライトセットの取り付け方をご紹介。
使用アイテム
※車種・取り付け方によって使用個数・サイズなどは異なります。
配線図
DIY手順を詳しく見て行こう!
STEP1 電源の取り出し 常時電源
今回はLEDを点灯・消灯させる配線のプラス側電源(常時電源)をヒューズボックスからヒューズ電源を使用して取り出す。ヒューズボックス内のヒューズは形状が車種によって違うので、自分の車に使われているヒューズの形状を確認し同じタイプのフリータイプヒューズ電源を準備しよう。
車の取扱説明書を確認
車の取扱説明書にはヒューズ交換の説明ページがある。ヒューズボックスの位置や、各ヒューズが車のどの電装品に関係しているかが記載されているので、あらかじめ見ておくと作業がスムーズだ。例えば、キーを抜いていても動作するストップランプ等は常時電源となる。
ヒューズボックスの位置を確認
ヒューズボックスの位置は車種により異なる。運転席側ダッシュボードの右下にある場合や、側面、助手席側にある場合もある。この車の場合、ヒューズボックスは写真のように運転席側にあった。先に説明した車の取扱説明書をよく確認して場所をさがそう。
ヒューズの形状を確認
ヒューズボックスの位置が分かれば、ラジオペンチを使用してヒューズを抜き取り形状を確認する。確認できれば、ヒューズは元の位置へ差し込んでおこう。今回作業した車の場合は、低背ヒューズだったのでフリータイプヒューズ電源も低背タイプを用意した。
ヒューズ電源のギボシ端子をカットする
今回の手順では後述するユニットとの配線接続にギボシ端子の代わりに接続コネクターを使用する。
そのため、あらかじめ取り付けられているギボシ端子をカットしておく。
接続コネクターに配線コードを差し込む
カットした配線コードに接続コネクターを取り付けておく。
接続コネクターの取り付けは、まず写真のように配線コードをコネクターの穴に差し込む。
奥までしっかりと入れればOK。この時、配線コードの被覆は取らないので気をつけよう。
接続コネクターをはさみ込む
つぎにプライヤーを使用して、黄色い部分をはさみ込む。
カチッと音がすればOK。これでヒューズ電源の配線コードに接続コネクターが取り付けできた。
管ヒューズの入れ替え方法
フリータイプヒューズ電源に付いているヒューズホルダーのカバーを開けると中のヒューズが見える。
カバーから端子ごとヒューズを取り出し、ヒューズに付いている端子を引っ張るとヒューズが外れる。
用意しておいた1Aの管ヒューズを先の手順と逆でセットしてヒューズホルダーのカバーを閉めれば準備完了だ。ヒューズを差し込む向きはどちらでもOK。
電源取り出し作業の必須アイテム!検電テスターの使い方
ヒューズ電源が準備出来れば、いよいよヒューズボックスからプラス電源の取り出しを行なっていく。はじめに通電しているヒューズを探していくのだが、ここで使う工具が検電テスターだ。まずは、検電テスターのワニグチでドアヒンジ付近などの金属部のボルトをはさむ。(ボディアースする。)
常時電源が流れるヒューズを探す
では、検電テスターを使って常時電源が流れるヒューズを探していこう。キーを抜いた状態でヒューズに検電テスターの針をあてテスターが光る20A以下のヒューズを探す。針先はヒューズの頭部分の端にあるくぼみ部分にあてる。フリータイプヒューズ電源で使用できるのは20A以下のヒューズとなるので注意しよう。
探したヒューズを抜く
ラジオペンチで常時電源が流れているヒューズを引き抜く。この時、抜いたヒューズの位置を覚えておく。また、抜いたヒューズは後でヒューズ電源にセットするので保管しておこう。
ヒューズボックスの電源側端子を確認
ヒューズボックスのヒューズを引き抜いた場所をよく見ると端子が両端にある。どちらに電気が流れているか検電テスターで確認する。
この車の場合、中央列側(上部)の端子が電源側である。
ヒューズ電源の向きを確認して差し込む
写真を参考にヒューズ電源の電源側コードが先に確認しておいたヒューズボックスの電源側端子になるように差し込もう。ヒューズボックスに差し込めたらヒューズ電源がしっかり差し込めたかもう一度確認。
ヒューズ電源にヒューズをセット
ヒューズボックスから抜いて保管していおいた平型ヒューズをフリータイプヒューズ電源にセットする。写真のようにヒューズがセット出来れば、フリータイプヒューズ電源のフタをして完了。このあとACC電源も同様に取り出すのでどちらの電源かわかるようにしておくと作業がスムーズだ。
ヒューズ電源がセット出来れば、抜けてしまわないか確認しておこう。車種によっては抜けてしまう場合があるので、ヒューズホルダーを引っ張らないように注意し、配線バンド等で確実に固定しておこう。