LEDの学校|4年生編 3時間目 検電テスターでイグニッションオン電源を探せ|エーモン オフィシャルWEBサイト

検電テスターでイグニッションオン電源を探せ

前の時間でドア内張りが外せたのでいよいよLEDの電源線探しです

ドア内部でLEDに利用できる電源線を探す

ここからは電源探しなので3年生で使い方を学んだ「検電テスター」の出番です

電源を探すったって、ドア内部って広いし〜〜配線もいっぱいあるんですけど……

検電テスター

ドア内張りを外すときに、パワーウインドウスイッチの配線を外したのを覚えていますか?

そういえば……そんなシーンがあったわ

ウインドウスイッチパネル裏

こういった電装品には車両側から電気が来ていますから、ドアまわりで電源が欲しいときは狙い目です

パネルは外してしまいましたが、電装品につながっていた配線はドア側に残っていますね

ドア側の純正配線

 この中からLEDに使える電源線を見つけるのね〜

ちなみにパワーウインドウは「イグニッションオンで使えるようになる」車種が多いので、イグニッションオン電源が来ている可能性が高いと言えます

イグニッションオン電源は、ACCオンの次の段階で電源が入るってことね

エンジンオフで消灯してくれるのはACC電源と同じですからネ

そうです。LEDの光るタイミングとしては問題ないです

イグニッションオン電源を探す

パワーウインドウスイッチにつながる配線は無数にありますが……

テスターで1本ずつ調べていけば、いずれ見つかります

テスター無反応

まずは検電テスターのクリップをボディアースする

車体金属部分のネジにクリップを挟みます

テスター反応

通電を調べるときは、カプラーに配線が刺さった部分の端子を狙う

※これなら配線の被覆を傷付けることも
なく、調べられる

ポチッ

エンジンをイグニッションオンの状態にする

※パワーウインドウの電源線はイグニッション電源
であることが多い。ACC電源の場合もあるが、
どちらであってもLEDの電源として活用できる

検電カプラーの端子部に検電テスターを当てながら、通電している配線を調べる

検電テスターが光ったら、イグニッションをオフにしてみます

イグニッションでは反応するが、エンジンオフでは反応しない配線あらば、それがイグニッション電源ということになる

※エンジンオフでも反応してしまうのは、常時電源。
LEDでは使わない(光りっぱなしになってしまう)。

おお〜!! 間違いない。この線がイグニッションオン電源だ〜

よかったわね♪

……で、電源が見つかったのはいいけど、どうやって取り出すの?

ヒューズのときは「ヒューズ電源」を使ったけどなにか専用アイテムがあるのかしら?

「純正配線から電源を取る」というのは、「純正配線を分岐させてLED用の配線を引き出す」ということなので…

このイグニッションオン電源線を分岐させるってことね!

ご名答でござる♪

ということは再び、「プラス・マイナス分岐ターミナル」の出番だな〜!!

あ……いや、こんな狭い場所でアレを使うとドア内張りが戻せなくなったりするので

もうちょっとコンパクトな分岐テクを次の時間に紹介するでござるよ

プラス・マイナス分岐ターミナル