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OBDⅡコネクターからの電源取り出し
2001年以降にフルモデルチェンジした国産ガソリン車と
2004年以降にフルモデルチェンジした国産ディーゼル車には、
車両診断用のコネクター(OBDⅡ)が標準で搭載されています。
下記よりご紹介する【電源取り出しハーネス】を使用すれば、
OBDⅡコネクターに差し込むだけで常時電源とアースがカンタンに取り出せます。
使用アイテム
※車種・取り付け方によって使用個数・サイズなどは異なります。
DIY手順を詳しく見て行こう!
電源取り出しハーネス
車両診断用のコネクター(OBDⅡ)に差し込むだけでカンタン電源が取り出せるアイテムがこれ。
コネクターを差し込めば、赤色線にプラス電源(常時電源)
黒色線にマイナス電源が流れます。
※使用可能電流は1.5A
電源取り出しハーネスの形状
電源取り出しハーネスは写真の様な形状になっています。
DC12Vで適合内の年式の車種であれば、どんな車種でも差し込むだけで
プラス・マイナスの電源が取り出せる仕様になっています。
※国産車に限る
OBDⅡコネクター位置を確認
OBDⅡコネクターは主に運転席・助手席の足元付近にあります。
取り付けする前に車両にOBDⅡコネクターがついてる事を確認してください。
配線準備①
電装品を保護する為、ヒューズホルダーを使用します。
今回使用する電源取り出しハーネスの場合、使用可能電流が1.5Aなので、1Aの管ヒューズをいれます。
配線準備②
ヒューズホルダーと電源取り出しハーネスを接続する為、写真の様な配線を作ります。
配線コードは0.5sq、片側にギボシ端子(メス)もう一方に接続コネクターを取り付けて下さい。
接続コネクターの使い方はこちら
接続コネクターで接続する
電源取り出しハーネスのプラス線(赤)・マイナス線(黒)に接続コネクターを取り付けます。
配線接続①
先程作った配線と電源取り出しハーネスを接続します。
配線接続②
上記で接続した配線と、ヒューズホルダーを接続します。
これで配線準備は完了です。
配線準備完了
このままLEDのプラス線とマイナス線とを接続すればLEDが点灯します。
電源は常時電源の為、常時点灯してしいますので必ず間にスイッチを入れて下さい。
スイッチを入れた配線図は、後程ご紹介致します。
接続が細線の場合
電装品が細線の場合は、ヒューズホルダーと電装品(プラス)に接続する為、写真の様な配線を作ります。
配線コード0.5sq、片側にギボシ端子(オス)もう一方に接続コネクターを取り付けます。
OBDⅡコネクターに差し込む
写真の様にOBDⅡコネクターに電源取り出しハーネスを
差し込めば電源取り出し完了です。
配線例①
ドア開閉連動の配線図はこれ。
ドアを開ければLEDが点灯、閉めれば消灯します。
※貼り付けドアスイッチを使用した場合
配線例②
配線例①と同じくドア開閉連動の配線図。
ドアを開ければLEDが点灯、閉めれば消灯します。
※開閉連動スイッチを使用した場合
配線例③
貼り付けプッシュスイッチを使用すれば
任意でON-OFFが可能になります。