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店頭で無料配布中の小冊子に連動したコンテンツや、新製品を使ったおすすめのDIY、自分でデキるクルマのメンテナンスまで幅広くご紹介。エーモンおすすめのクルマいじりのネタに挑戦してみよう!
86 (ZN6)
話題のFRスポーツカー、TOYOTA 86(ZN6)です。
このコンテンツでは、クルマいじりの基本となる
◆ヒューズボックスからの各種電源の取り出し方
◆ETCの取り付け方
◆オーディオ裏からの電源の取り出し方
◆ドア内張りパネルの外し方
を86でご説明していきます。
DIY手順を詳しく見て行こう!
ヒューズボックスからの電源取り出し(常時・ACC)
車内のヒューズボックスはアクセルペダルの上部にあります。
ここからフリータイプヒューズ電源を使用し常時電源とACC電源から取り出します。
ヒューズボックスは写真の赤丸付近にあります。
ヒューズには「平型」「ミニ平型」「低背」と3種類ありますが86は【低背ヒューズ】を使用しています。
ヒューズボックスの確認
アクセルペダルの上部にヒューズボックスがあります。
パネルに覆われていないので下から覗き込めば確認できます。
ヒューズボックスのカバーを外す
ヒューズボックスのカバーを外します。
ヒューズの配置確認
ヒューズボックスのカバーにヒューズの配置が記載されています。
また、車両の取扱説明書にも記載されていますので必ず確認してください。
検電テスターで通電を確認する
ヒューズの通電を確認するために検電テスターを使用します。
ヒューズボックスに近い運転席のドアヒンジ部のボルトを検電テスターのクリップではさみボディアースします。
ヒンジステーは通電しませんのでボルトを挟みます。
※検電テスターの使い方はDIY情報内の「検電テスターの使い方」に詳しく紹介されていますのでご参照ください。
常時電源の確認①
常時電源は車両の電源がOFFの状態で通電するヒューズを検電テスターで探します。
常時電源の確認②(通電ヒューズ確認)
車両のメインスイッチがOFFの状態で検電テスターの検電針をヒューズに当てて通電すればその箇所が常時電源です。
ヒューズの上面2箇所にくぼみがあり、そこに検電針をあてれば通電します。
確認したヒューズは「STOPの7.5A」です。
常時電源の確認③(ヒューズを外す)
ラジオペンチなどでヒューズを外します。
常時電源の確認④(電源側の確認)
ヒューズを外した箇所をよく見ると両端に端子があります。
どちらに電気が流れているか検電テスターで確認してください。
ヒューズの電源側は左側となります。
このヒューズをヒューズ電源と差し替えることで常時電源がとれます。
常時電源の取り出し方①(ヒューズ電源を準備)
ヒューズボックスから外した低背ヒューズ7.5Aをヒューズ電源にセットします。
常時電源の取り出し方②(ヒューズ電源の差し込み)
「常時電源の確認③ (ヒューズを外す)」で外したヒューズの位置にヒューズ電源の電源側(赤線がつながっている側)が左になるように差し込みます。
ヒューズ電源の赤線に常時電源に取り付けたい電装品のプラス線を接続します。
ACC電源の確認①
キーをACCのところまで回すと車両がACC電源だけの状態になります。
ACC電源の確認②(通電ヒューズ確認)
キーがACCの時に通電するヒューズを検電テスターで探します。
ACC電源は「RADIOの7.5A」から取り出します。
ボディアースは常時電源の時と同様にヒューズボックスに近い運転席のドアヒンジ部のボルトを検電テスターのクリップではさみボディアースします。
ヒンジステーは通電しませんのでボルトを挟みます。
ACC電源の確認③(ヒューズを外す)
ラジオペンチなどでヒューズを外します。
ACC電源の確認④(電源側の確認)
ヒューズを外した箇所をよく見ると両端に端子があります。
どちらに電気が流れているか検電テスターで確認してください。
ヒューズの電源側は左側となります。
このヒューズをヒューズ電源と差し替えることでACC電源がとれます。
ACC電源の取り出し方①(ヒューズ電源を準備)
ヒューズボックスから外した低背ヒューズ7.5Aをヒューズ電源にセットします。
ACC電源の取り出し方②(ヒューズ電源の差し込み)
「ACC電源の確認③(ヒューズを外す)」で外したヒューズの位置にヒューズ電源の電源側(赤線がつながっている側)が左になるように差し込みます。
ヒューズ電源の赤線にACC電源に取り付けたい電装品のプラス線を接続します。
マイナス線の接続ポイント
ヒューズ電源で常時電源やACC電源の取り出しができたら次はマイナス線を接続します。
アクセルペダルの上部付近のヒューズボックス下にあるボルトに取り出したい電装品のマイナス線(クワ型端子φ8)を接続します。
これで電装品の接続準備が完了です。